【2020年4月20日リリース】
2018年10月初旬の早朝、AdFresh™の袋にぶどうを収穫し、10kg単位で低温倉庫に24時間保管、翌日搾汁し、ステンレスタンクで醸造したワインです。
ワイン用のぶどうは、夜間に収穫(ナイトハーベスト)するとより優れた品質のワインが醸造できるとされています。
ぶどうの温度が低いうちに収穫することで、低温での原料処理が可能となり、酸化や微生物汚染のリスクを低減できるのがナイトハーベストのメリットだと考えられているからです。
また甲州ワインの香気成分の一つとして知られているチオール系の香気成分に変わる前段階の物質は、早朝日の出の時にピークを迎える事が分かりました。
(研究論文:山梨大学ワイン科学研究センター/鈴木俊二先生/『ブドウの品種特徴香から紐解くナイトハーベストの科学的有意性』)
その研究から、早朝の日の出直後の6時から収穫を開始し、鮮度保持フィルムのAdFresh™ に収穫し、更に発酵温度まで冷やすために低温倉庫に24時間保管、ぶどうの良さをそのまま引き出す製法で造った商品となります。
AdFresh™を使用しさらにフレッシュ感が増した『K231 一宮町北野呂 2018』をお楽しみください。
※鮮度保持フィルムと香味成分の高い状態が袋の中で維持されるかは、現時点では判明されているものではありませんが、現在そのメカニズムを解明しようと取り組んでいるところです。
白ワイン |
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商品名 | K231 一宮町北野呂 |
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ぶどう品種 | 甲州種 100% |
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産地 | 笛吹市一宮町北野呂 |
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アルコール度数 | 12.5% |
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収穫年 | 2018年 |
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容量 | 750ml |
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生産本数 | 925本 |
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仕込み | フリーラン+プレス |
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製造方法 | ステンレスタンク発酵 |
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酒質 | 辛口 |
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